子育ては中学からがおもしろい!
医学部受験の日々を母親目線で綴ります
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2016.07.08 (Fri)
他の人より早く合格をいただいた次男。
発表の翌週には、住むところを探しに行きました。
ちょうど入学時期に合わせて建築中のマンションが
学校近くにあり、間取りも気に入り、
すぐに決まりました。部屋もまだ選び放題でしたので、
南向きの3階を選びました。
受験の時に「落ちたらもう来ることはないかも」と言ってましたので
ご縁があったのだと改めて思いました。
それからはいろんな手続きと、
一人暮らしに必要なものの準備、
大学にお子さんを出されたことがある方はわかると思いますが、
この時期はびっくりするくらいお金が飛んでいきますね~
入学金・学生生協関係の出費・家電・家具・敷金礼金、
受験から落ち着くまでの往復旅費(我が家は往復4回)
本当に諭吉様が大量に我が家から出て行かれました(-.-)
家電はまとめて買って、設置まで日にち指定で手配できたのですが、
家具はそれぞれネットで購入したので、3月末は時間指定はできず、
少しずつ届き、おまけにベットや本棚は次男がマンション下から
運送屋さんと階段で3階まで運ばなきゃならず、玄関先からは
私と2人で・・・本当に大変でした。
おまけに梱包がしっかりしすぎていて、外すのも大変なうえに
大量のごみが出てさらに大変でした。
4回の往復のうち、私は3回、夫が入学式に1回。
次男と2人で旅行なんて・・・いい思い出になりました。
小さいころは子供たちと2人きりになる機会を大事にしてきました。
例えば1人だけ学校や幼稚園が休みの時などは外で食事をしたり・・
それが「自分だけ」と子供たちは嬉しそうでした。
特に真ん中の次男はそうでした。
でも今は親のほうが嬉しかった(笑)
長男と娘ちゃんの間で兄妹のバランスをうまく取ってくれていた
次男がいなくなることはとてもさみしかったです。
我が家の中で「いい仕事してくれてた」癒し系の次男です。
部屋が整い、スーパーに食料品を買い出しに行った帰り、
次男は自転車で先に荷物を部屋に運んだので、
私は一人で歩いていました。
大学の近くを通った時にふと見上げると、
大学の校舎と雲一つない空に満開の桜が飛び込んできました。
行くときには全然気が付きませんでした。
「わ~~きれい」
もう長男の4浪が決まり、本当につらかった時期、
でもこの桜は次男が咲かせた桜だ・・・
そう思うと胸がいっぱいになりました。
「次男のことを6年間よろしくお願いします」
心の中でそう願いました。
全ての準備を終えて、次男はうきうきしていました。
新しい生活が楽しみでたまらないのでしょう。
駅で別れる時、次男に手を差し出しました。
その途端ドーッと涙が・・・
次男はΣ(゚Д゚)
「泣かれても・・・。俺は大丈夫だから!」
握手をしながらそう言いました。
「そうね、頑張ってね。もうここでいいから」
やっとそう言い次男と別れました。
いつの間にあんなでかい手になってたのでしょう。
こうしてまた一人子供が家から巣立っていきました。
あれから1年以上たち、すっかり3人の生活にも慣れて
次男から「今度帰る」とか連絡があると
「え~~~旅費が~食費が~~~」と心で叫んでいます。
涙で別れたのに・・・(苦笑)慣れるんですね